娘が先日の2023年度第3回の英検を受験し、無事に合格することが出来ました。
初めての面接試験をどう対策するかがネックだったものの、我が家なりに足掻いて(笑)合格出来た感じです。すでに4級から英語教室での対策はお願いしないことにしたので(だって英検対策コースの料金高いんだもん)完全におうち英語モードで進めていたのですが、それが逆に学習ペースを保つことにつながり、いい結果になったのかなと思っています。
小学生らしくない単語に苦戦、とにかく反復あるのみ
単語に関しては、我が家では相変わらず「旺文社 でる順パス単」を使っています。
3級からは小学生の日常会話の中ではあまり出てこないよね、と思う単語が多く出て来て、娘はそれに苦戦していました。
しかも英語というより日本語の方に馴染みがないものが増えた感じです。
例えば、
到達する:reach
顧客:customer
公共の:public
といったもの。日本語のニュアンスを教えるところから始めないといけませんでした。かみ砕いて教えればどうってことないのですが、単語帳の日本語がいちいち硬いので時間がかかりました。
これは…小学3年生だからしょうがないのかどうなのか。
ともあれ、教えていくうちに国語の語彙が増えたのはお得だったかも知れません。
文法も過去問も旺文社一択、進め方も一般的に
英検3級で出る単元、文法の部分に関しても「旺文社 英検3級総合対策教本」の一冊だけに頼りました。娘に音読してもらい、問題を解く感じです。忘れては戻りを繰り返し、進めていきました。過去問を解く頃にも日々見直していた本なので、今回一番使った本になったと思います。
進め方としては
1日目:総合対策教本の各単元を進める(単元1、2)
↓
2日目:昨日やったところを復習したあと、新単元をやる(単元1、2の復習+3、4)
↓
3日目:いままでの総復習、間違えたらその単元に潔く戻り「音読」からやり直す(1~4の総復習)
↓
4日目:復習出来次第、新単元へ(5、6)
といった感じでやっていました。
過去問の方は本試験の2か月前から解き始めましたが、学校やら習い事やらで大きくまとまった時間が取れないため、ライティングとリスニングを分けてやることが多かったです。全6回収録のものだったので、そのうち4回は分け、残り2回は土日を利用して本番さながらに一気にやりました。解いては間違いを直し、間違った問題をピックアップしてまとめておいて、後日やり直したりしていました。
学習スケジュールに関して一つ感じたのは「これ、中学受験に似てるぞ…?」ということ。
解きなおしノートを作っていたのもそうですし、今回、本試験に向けてスケジュールを組んでいくうち、過去問をスタートさせるのをあえてギリギリまでひっぱっている自分に気づきました(笑)。
中学受験でよく「小6の9月まで過去問を解くな」とか「過去問を解き始めるのが早いと良くない」と聞くのですが、今ならなんかその意味わかる気がする…!!って思います。
「本試験の日が娘の最高得点」にしたい!と思うと、自然とそうなるようです。
二次試験は母が面接官役に。教えるのはマナーから
面接については母の私も受けたのがもうウン十年も前のことなので、英検が公式で公開しているガイドでチェックした上で、挨拶をしっかりするだとか、何か受け取ったらちゃんとお礼を言うだとか、そうしたマナーの面から教えました。
娘は初見の物事に対して必要以上に警戒して緊張する性格なので、こんな教室でやるとか、面接官がこのくらいの距離にいて…とか、とにかく知っている限りの情報も全部教えたと思います。
試験の進み方や内容などは、私が面接官役をしてひたすら体で覚えるスタイルでやっていました。想定される質問をとにかく繰り返し、こう質問されたらこう返す、と予め決めているものもありました。
娘は「りんごとみかん、どっちが好き?」と日本語で聞かれても「えー、そんな急に聞かれても~うーん」となってしまうので(おいおい)、予め答えを決め込んでいくのは効果があったと思います。
こんな感じの学習スケジュールで迎えた英検3級でしたが、スコアも申し分なく無事に終えられたと思います!もうサピックスの授業が本格化してきているので英検にどっぷりとは浸かれそうにありませんが、せっかくついた英語力が消えないように、ぬる~く進んでいきたいと思います。
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